2010年9月23日木曜日
もういっかい、して。
気象庁にも「やっぱり異常でした」と言わしめた2010年の夏。
わたしもまさかこんなに…ああ…ん…すごい…もうらめぇ…からだがあっついよ…お兄ちゃん……って、暑すぎてなぞの『妹』キャラまで降臨してしまいましたよ?
2010年の暑中お見舞い用の絵を、と思って描きはじめたのが5月のおしまい頃で、まだ朝晩はひんやりしていていまいち季節感がつかみきれなかったのがまるで夢のよう(笑)
そのときの心情をちょっと思い出してみたくて?あえて背景は抜いてみました。背景つきのバージョンはこちらをどうぞ(別窓でひらきます)。
とりあえずお約束のスク水とポニテの子を描こう、と安易に思ったものの、学校とかスイミングスクールのシチュエーションだと水泳帽をかぶらなくてはならないので、せっかくのポニテがかくれてしまうなあ…ということであえて学校外の場所を背景に選んだのですが…しかし、もともとのコンセプトが薄味だったため「なんとなくスク水な女の子」と「なんとなく夏っぽい背景」のありがちな絵になってしまいました。
う~ん、煮え切らない、というわけでこの子はうちのPCのお絵描き用HDD内にあるナゾの「要リテイク」フォルダ行きが決定。かの『野村再生工場』のようにうまくいけば?いずれこの子も再度登場するかもしれません。
難しいことは承知の上で、ストーリーとか空気をちゃんと感じさせるモノを描けるようになりたいなあって毎度まいど悶絶しながらのお絵描き修業です。
もっといろんな意味でうまくなれるように、思いをこめて地道にがんばっていきます~。
わたしは新規に描きはじめるのと較べてリテイク作業のモチベーションが激減するので、またおっきくなってやる気になる(ヲイ…)までがひと苦労なのですが、みなさんは復活の呪文みたいなのがあるのでしょうか。よく通販なんかで見かける「飲めば驚異の回復力、激しくみなぎります!」…みたいなモノでもあればいいのになぁ(笑)
わたしの場合、初期衝動がぱっつんぱっつんしているうちに一気に描いちゃうのが一番いいのかも。
…描きかけのままHDDに放置プレイな子たちの「はやくわたしに服をきせてほしいです~」「そろそろわたしの髪型決めてください(涙)」といった悲痛な声は聴かなかったことに…(あう~)
2010年9月12日日曜日
お絵描き中に流すモノは?
みなさんは、お絵描き作業のときに音楽とか映像を流しますか?それともなにも流さない派でしょうか。
わたしの周りでは動画を流しながら描いてるよ~という器用な方もいますが、うちはちいさなモニタ1枚だけなので、アプリを立ち上げればもう画面全体がぱっつんぱっつんです(泣)
そういえばわたしが子供の頃は、勉強(…しなかったけど。)やご飯をたべながら音楽やTVをながすのはあまりよくないみたいな風潮がたしかあって…「ながら族」ってコトバもあったような…(笑)
いまはアスリートでもアップしながらヘッドフォンをつけてお気に入りの音楽でリラックスしている光景が日常になってきましたね。
わたしの作業中には音楽が流れています。PCにサウンドカードを入れているので、ふつうのオーディオアンプにデジタル出力して、ちょっとおおきなスピーカーで贅沢に鳴らしています。
ジャンルはお約束のアニソン/ゲーム系は勿論ですが、実際にはクラシック、ジャズをはじめHM/HR、R&B、HIPHOP系などなど洋邦問わずあらゆる音源を流しています。たまに趣向を変えて日本の昭和初期の懐メロなんかを流すこともあったり…音に関しては「雑食系」といったところです。このへんはすこしばかりドラムなんぞを叩いていた影響もあるかもしれません。
う~ん、大まかに言えば女性ボーカルの比率が高めです。声質のよい歌い手さんを好んで聴いています。
そんななかでも最近気がつくと比較的よく流しているのが、
Kanon arrange best album "recollections"
です。…ええ、控えめながらわたしも『鍵っ子』です。2006年(TBS系/京アニ版)のアニメで涙腺が決壊していた派ですから(汗)
ゲーム初出がなんと1999年、このCDも2002年のリリースなのでいまではすっかりクラシックタイトルですが、アニメの中でも後ろで効果的に使われていた曲たちのレベルの高さにちょっと驚きました。いい意味でアニメ/ゲーム系音楽への先入観を壊してくれたきっかけの1枚です。
今回のお絵描きは強引にKeyつながりで(え~)リトルバスターズ!の「わふ~」こと能美クドリャフカです。以前どっかのお絵描き板に投下したものをすこしリテイクしたものですが、いい意味で気楽に描いた記憶があります。塗りはPainterでした。
えーと、なんで半泣きなのかって…その理由はこちらにあるですぅ…
(★すこしばかり刺激的な描写が含まれていますので、苦手な方はご注意くださいませ。)
描き終えたあとにいつも流れるモノ、それは脱力感と、口からあやうく出かかるエクトプラズマかな…
ああ…それはみなさんも…(笑)
2010年9月5日日曜日
BAMBOOのシートをはり替えてみる
絵のネタが切れたからDIYネタに…いやそんなことは(げふんげふん)
Painterユーザーの地味な悩みのひとつに、ペンタブ表面の消耗が激しい…ということがあります。下書きからフルデジタルだと、せっかくのマットな描き心地もみるみるアイスリンクのようになっていきます(汗)
わたしの今の相棒は初代BAMBOO(A6ワイド/MTE-450)、一部では「黒竹」と呼ばれているモデルです。まさか本気でお絵描きなんか…と思っていたのでとりあえずなお買い物でしたが、今ではすっかりなくてはならない存在です。 そこで今回は、標準設定ではオーバーレイシートのリペアパーツのないBAMBOOのシートをはり替えたときのおはなしです。
☆注意!はじめる前に読んでください:本記事記載の作業内容はメーカーが推奨するものではありません。以下の作業に伴う故障、不具合、動作保証外等の不利益、およびケガ等についてはすべて各自の判断と自己責任でお願いいたします。
【準備するもの】
■Intuos4(3でも可)用リペアシート…各自のタブのサイズに合わせて確認してください。
■超薄型透明両面テープ(0.1ミリ以下のもの)…ホームセンターで売っています。アクリル系がよいです。
■カッター、はさみ類、定規、眼鏡用マイナスドライバ
■消毒用エタノールとかCPUグリス除去剤(ラッカー、シンナー系は不可)…はがしたときにしつこく残る糊をきれいにするのに使います。
では、やってみましょう。まずはあたらしく買ってきたシートの確認です。
初代BAMBOOのA6ワイドは読み取り面サイズが147.6×92.3ミリ、今回流用するIntuos4のSサイズは157.5×98.4ミリなので、すこし周囲をカットしなくてはなりません。
開封して裏面を確認、両面テープは外周四隅ギリギリのところに帯状で貼られています。
次に古いシートをはがしましょう。
はがした後がこれ。あんまり変わらないですが(笑)よく見るとテープの糊が残っています。これを準備したアルコール系除去剤を使って拭きます。ちゃんと拭かないと貼ったあとで思わぬ凹凸になります。言うまでもありませんが、本体はプラスチックなのでラッカー/シンナー系はNGですよ。
ここでちょっと工夫したいのは古いシートのはがし方です。
どうせ捨てるから…と思ってエイヤッ!してはいけません。あとで新しいシートをカットする際の型紙として使うからです。だからそ~っと、やさしく…してね…おにいちゃん…(ヲイ)
眼鏡のネジ用のマイナスドライバなどを四隅の角に差し込んで、ゆ~っくりと日焼けあとの背中の皮をはがすような感じで…そうです、い~い感じですよ(笑)古いシートは今後のメンテのために保存しておくといいかもしれません。
上手くはがせたら、残った糊の力を利用して新しいシートの上に2辺をそろえて丁寧に合わせます。はみ出た残りの2辺の部分が不要なのでここをカットするわけですね。
定規とカッターを使ってこれまた丁寧に。すこし力が要りますから作業環境には気をつけて、くれぐれもケガのないようにしてくださいね。
絵描きの命、大事な利き手はなにがあっても…(←田村ひより@らき☆すた)ですよ。
切り落とした余りの2辺がちょうど両面テープの部分なので、新たに両面テープを貼ってあげないといけません。もともとのテープの幅と同じくらいの感じで見よう見まねで貼りましょう。
本体とシートにゴミなどないのを確認して、いよいよ装着です。できるだけ一発勝負で位置を決めます。
…ようやく完成。マットな黒光りが復活☆使ってみてもまったく同じ感触です。
スペックは1世代前だけど、まだまだウチの旧BAMBOOもいけそうです。シンプルなデザインがとてもお気に入りなので大事に使いたいです。
これからもよろしくね、黒竹ちゃん。
わたしの今の相棒は初代BAMBOO(A6ワイド/MTE-450)、一部では「黒竹」と呼ばれているモデルです。まさか本気でお絵描きなんか…と思っていたのでとりあえずなお買い物でしたが、今ではすっかりなくてはならない存在です。 そこで今回は、標準設定ではオーバーレイシートのリペアパーツのないBAMBOOのシートをはり替えたときのおはなしです。
☆注意!はじめる前に読んでください:本記事記載の作業内容はメーカーが推奨するものではありません。以下の作業に伴う故障、不具合、動作保証外等の不利益、およびケガ等についてはすべて各自の判断と自己責任でお願いいたします。
【準備するもの】
■Intuos4(3でも可)用リペアシート…各自のタブのサイズに合わせて確認してください。
■超薄型透明両面テープ(0.1ミリ以下のもの)…ホームセンターで売っています。アクリル系がよいです。
■カッター、はさみ類、定規、眼鏡用マイナスドライバ
■消毒用エタノールとかCPUグリス除去剤(ラッカー、シンナー系は不可)…はがしたときにしつこく残る糊をきれいにするのに使います。
では、やってみましょう。まずはあたらしく買ってきたシートの確認です。
初代BAMBOOのA6ワイドは読み取り面サイズが147.6×92.3ミリ、今回流用するIntuos4のSサイズは157.5×98.4ミリなので、すこし周囲をカットしなくてはなりません。
開封して裏面を確認、両面テープは外周四隅ギリギリのところに帯状で貼られています。
次に古いシートをはがしましょう。
はがした後がこれ。あんまり変わらないですが(笑)よく見るとテープの糊が残っています。これを準備したアルコール系除去剤を使って拭きます。ちゃんと拭かないと貼ったあとで思わぬ凹凸になります。言うまでもありませんが、本体はプラスチックなのでラッカー/シンナー系はNGですよ。
ここでちょっと工夫したいのは古いシートのはがし方です。
どうせ捨てるから…と思ってエイヤッ!してはいけません。あとで新しいシートをカットする際の型紙として使うからです。だからそ~っと、やさしく…してね…おにいちゃん…(ヲイ)
眼鏡のネジ用のマイナスドライバなどを四隅の角に差し込んで、ゆ~っくりと日焼けあとの背中の皮をはがすような感じで…そうです、い~い感じですよ(笑)古いシートは今後のメンテのために保存しておくといいかもしれません。
上手くはがせたら、残った糊の力を利用して新しいシートの上に2辺をそろえて丁寧に合わせます。はみ出た残りの2辺の部分が不要なのでここをカットするわけですね。
定規とカッターを使ってこれまた丁寧に。すこし力が要りますから作業環境には気をつけて、くれぐれもケガのないようにしてくださいね。
絵描きの命、大事な利き手はなにがあっても…(←田村ひより@らき☆すた)ですよ。
切り落とした余りの2辺がちょうど両面テープの部分なので、新たに両面テープを貼ってあげないといけません。もともとのテープの幅と同じくらいの感じで見よう見まねで貼りましょう。
本体とシートにゴミなどないのを確認して、いよいよ装着です。できるだけ一発勝負で位置を決めます。
…ようやく完成。マットな黒光りが復活☆使ってみてもまったく同じ感触です。
スペックは1世代前だけど、まだまだウチの旧BAMBOOもいけそうです。シンプルなデザインがとてもお気に入りなので大事に使いたいです。
これからもよろしくね、黒竹ちゃん。
2010年9月1日水曜日
楕円球のある季節 2010
ラグビーが、好きだ。
…今回はお絵描きとはおよそ縁遠い書き出しで恐縮ですが、しばしおつきあいくださいませ(汗)
なんでラグビーなの?と聞かれてもどう上手く答えたらよいのやらちょっと悩んでしまうのです。
たしかに、まずもってルールが難しい。密集の中でなにをしているのかさっぱりわからない。
そもそも肉弾戦なら格闘技があるし、同じフットボールならサッカーのほうがよほどスマートだし、もっと言えばアメリカンフットボールのように進んだ距離をきちんとメジャーで測って判定するほどの厳格さや明快さもないし…
おやおやずいぶんと旗色が悪くなってきましたが(笑)わたしがこの楕円球の奥深い魅力にとりつかれてから随分長いことになります。
一般的にはドラマ『スクール☆ウォーズ』だったり、あるいは松任谷由美の名曲『ノーサイド』の世界観で認知されているところでしょうか。
じっさいの日本での競技事情は高校の花園大会や大学ラグビーの人気が比較的高く、カードによっては国立競技場を賑わせるものもあります。
さて、2019年に日本はラグビーW杯の開催国となります。すでにサッカーでは2002年に一足早く偉業を成し遂げていますから、ようやくこれから追いつくところかもしれません。
海外では同じフットボールでひとくくりなのかサッカーとラグビーのファンが互いにクロスオーバーしていることもあるようで、先ごろのサッカーW杯南ア大会の会場でも観客席になぜかラグビーのレプリカジャージを着て自分の国を応援する人たちも見かけました。
ジャパンラグビーのジャージは左胸に桜、そして赤と白に染め抜かれています。そんななかこれからは左胸にヤタガラスとクールなブルーのジャージを着た人たちにも気軽にもっと足を運んでいただけると、日本のスポーツ文化がいっそう熟成するんじゃないかと考えたりしています。
いま国内で最高レベルのカードが観られるのが、ジャパンラグビートップリーグ。
社会人チームが約5ヶ月間しのぎを削る迫力、皆さんのお住まいのホームチームのゲームをぜひお近くの競技場に足を運んで目の前で体感してみてください。
トップリーグ2010-2011シーズン、9月3日開幕です。
おっと忘れるとこだった(汗)今回のお絵描きは、今年のお年賀絵に用意したものでした。
どんなチームにもいてくれる、背番号のつかない「23人目の選手」マネージャーに思いをこめて。
登録:
投稿 (Atom)